Wednesday, November 13, 2013

第81回 洛趣会展

さる113日(日)・4日(月)、京都渉成園で
81回「洛趣会(らくしゅかいてん)」が開催されました。









当日の会場の様子をレポートいたします。

洛趣会展は、京都の老舗30店がそれぞれのお得意様をご招待し、
商品をご覧いただく展示会です。
昭和3年(1928)に開始され、毎年、文化の日とその翌日に行なわれます。





「売り申さず、お賞(ほ)め下され」とあるとおり、
商品の販売はせずに、お店それぞれの歴史や
技を感じる展示を楽しんでいただきます。

会場は毎年異なります。
京都に数ある寺社の中でも、仁和寺や知恩院など、
有名なお寺で行なわれることが多く、
展示のみならず、お庭の紅葉など
秋の京都の風情もあわせて味わうことができます。









今年の会場は渉成園。

東本願寺の飛地境内地で、東本願寺から烏丸通りを挟んだ東に位置します。
京都駅にほど近い場所にありながら、
園内はほとんど喧騒を感じさせず、ゆったりとした時間が流れています。













残念ながら、今年は紅葉にはまだ少し早かったようです。













渉成園のお庭の中心となる池は、
東山から昇る月を映した美しさから
「印月池(いんげつち)」と名づけられています。

その印月地にちなんで、今回のとらやの展示テーマは「月」でした。












展示台は水面に映る月をイメージしています。
秋らしい色合いが目を引く背景の布は、
薄手のものを幾層にも重ねてグラデーションを作り出しました。

菓子は四季それぞれの月をモチーフとしたものを12種展示しました。















こちらは『月に兎』という菓銘の押物です。
煌々と輝く月を背景に、
瑞雲(ずいうん・めでたいしるしを表す雲)を
駆ける兎を配しています。
月見の頃にふさわしい意匠です。

会場では、入場の際に手渡される食事券と茶席券で、
尾張屋様の蕎麦をお召しあがりいただいたり、
表千家様と裏千家様が日替りで点てられる一保堂様の抹茶と、
とらやの菓子をお楽しみいただけます。







温かいお蕎麦に身も心もほっこりします。







初日にお茶席でお召しあがりいただいた菓子は、
菊をかたどった薯蕷饅頭でした。


また来年、各店からの招待状が届きましたら、
ぜひ洛趣会展へお越しください。
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