Monday, June 10, 2013

6月16日は、和菓子の日

京都も梅雨入りしました。

虎屋菓寮京都一条店の庭の梅は、どんどん実をふくらませています。

今年も立派な実りっぷり!



今回は6月16日の「和菓子の日」についてご紹介します。

かつて、6月16日には菓子を食べて厄除招福を願う、嘉祥(かじょう)の儀式が宮中や武家で行なわれていました。

この嘉祥にちなんで制定された「和菓子の日」には、とらやでは特別なお菓子が販売されます。

そのひとつがこちら。


『嘉祥菓子』七ヶ盛です。

この絵図は、大正時代の「御菓子見本帳」に描かれたものです。

とらやの史料には貞享4年(1687)に嘉祥用の饅頭を、御所にお納めした記録があります。
幕末頃には、この7種の菓子を一組として土器(かわらけ)に盛り、御用を承っていました。

なぜ7種類の菓子が盛られたのかについては、十六の「十」を「一」に置き換え、一に六を足し、七になることに由来すると伝えられています。

通常は店頭に並ばない珍しいお菓子ですので、一つずつご紹介します。



①湿粉製  武蔵野(むさしの)

湿粉製とは、餅粉と合わせた餡をそぼろ状にして蒸しあげた半生菓子です。
晩秋から冬へ向かう武蔵野のわびた風情を表わしています。


②湿粉製  源氏籬(げんじませ) 

籬(ませ)」とは垣根や塀のことです。
数寄屋などの古い和風建築に用いる「源氏塀」の特徴である「たすき」の傾斜した線を取り入れた斬新な意匠です。
同じく湿粉製である『武蔵野』と似た味わいのお菓子です。


③外良製  桔梗餅(ききょうもち) 御膳餡入

和三盆糖を精製する段階でとれる希少な「白下糖」を使っているため、独特の風味が楽しめるお菓子です。
端整で美しい桔梗をかたどりました。


④餅製  伊賀餅(いがもち) 白餡入

黄色に着色した糯米(もちごめ)をまぶした菓子です。
地方によっては黄色の糯米を稲に見立て、「稲花(いか)餅」と表記する地域もあります。


⑤焼物製  味噌松風(みそまつかぜ)

卵・上白糖・小麦粉を合わせ、銅板で焼いたお菓子です。白味噌の風味が特徴です。


⑥求肥製  浅路飴(あさじあめ)

厚みのある求肥の全面に香ばしい白胡麻をまぶしたお菓子です。 この「飴」は求肥の意です。


⑦押物製  豊岡の里(とよおかのさと) 飴餡入

薄紅色の押物の中に、餡が入っています。


「和菓子の日」は厄除と招福を願いつつ、とらやの嘉祥菓子をお楽しみいただければ幸いです。


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『嘉祥菓子』七ヶ盛  
価格:2,447円(税込)
 ※一部の菓子に「卵」「小麦」「大豆」を含む
ご予約期間:6月12日まで (※ご予約はお渡し日の5日前までにお願いいたします)
お渡し期間:6月14日~16日
店頭販売日:6月16日
販売店:赤坂本店・TORAYA TOKYO・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店
     帝国ホテル店・新宿伊勢丹店・アトレ目黒1店
     二子玉川髙島屋S・C店 ・横浜そごう店
     京都一条店 ・ 京都四条店 ・ 京都髙島屋店 ・ 京都大丸店 ・ 京都伊勢丹店
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