Thursday, February 21, 2013

竹に虎の掛紙


羊羹の印籠杉箱(いんろうすぎばこ)に掛けられた掛紙にご注目ください。

















この〝竹に虎〟が描かれた掛紙は、幕末から大正にかけて活躍した日本画家 富岡鉄斎に
よるものです。
鉄斎は、明治15年(1882)に現在のとらや京都一条店にほど近い室町通一条下ル薬屋町に
転居し、大正13年(1924)に亡くなるまで当時の京都店支配人 黒川正弘(第14代店主
黒川光景の実弟)と親しくしていました。
大正11年(1922)に鉄斎が画室を改築したときには、とらや京都店の離れと茶室を仮住まい
にしていたと伝えられています。



掛紙の絵図の右には〝虎屋近江〟、左には落款とともに〝鉄道人写〟の文字を認める
ことができます。
















虎屋近江とは、5代店主 黒川光冨が朝廷より近江大掾に任ぜられたことに因んでいます。
近江大掾とは近江国を治めた国司の役人の第三位の官職名。
   江戸時代には実態がなくなり、名誉的称号として朝廷より御用商人へ授与された。
   宮家や公家から授与される場合もあった。
鉄道人(てつどうじん)は鉄斎の号のひとつで、落款とともにこの絵図の作者を示しています。



昭和6年(1931)5月のパンフレット(左の
画像)には、粽とともに描かれた丸籠
(まるかご:柏餅などを入れる竹製のかご)
にこの掛紙が見えることから、この頃には
既に使われていたと考えられています。






現在〝竹に虎の掛紙〟は、印籠杉箱入の羊羹や生菓子の化粧箱などに、輪のしや角のしと
ともにお使いいただいています。
のしや水引が印刷された掛紙とひと味違う〝竹に虎の掛紙〟を、ぜひ趣ある贈り物として
お使いください。



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竹に虎の掛紙は下記の商品などにお掛けすることができます。
   印籠杉箱入 竹皮包羊羹 2本入6,090円~5本入14,700円(税込)
   印籠杉箱入 大棹羊羹 1本入6,090円~5本入28,350円(税込)
   ※〝竹に虎の掛紙〟とお申し付けください。
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