Wednesday, January 30, 2013

季節の生菓子『寒紅梅』『雪の下萌』

まもなく2月、暦では立春を迎えます。
まだまだ身に染み入るような寒さが続いていますが、そんな中でも草木は
次の季節へと歩みをすすめています。
今日のブログは、2月前半の季節の生菓子から、春のきざしを思わせる
2種をご紹介いたします。



「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」   (服部嵐雪)

蕾がほころぶたびに、少しずつ近づく春を感じさせる梅の花。
「百花の魁(さきがけ)」とも言われ、いち早く春を告げる花として
古くから日本人に親しまれています。

とらやにも、梅をモチーフとした菓子が数多く存在しています。
この『寒紅梅』も、そのひとつです。














寒さの中に咲く一輪の紅梅を象った、白小倉餡入りの生菓子です。
暖かな色合いと愛らしいかたちが、寒さをひととき忘れさせてくれるようです。






「春日野の雪間をわけて生ひいでくる草のはつかに見えし君はも」   (壬生忠岑)

雪の下で、まさに萌え出でんとする下萌を表現した、春の息吹を感じさせる
生菓子が『雪の下萌』です。
※人目につかないさまに芽が生え出ること。また、その芽。(広辞苑)

雪の白さと若芽の緑を、そぼろで染め分けて抽象的に表わしています。













一面の雪の下で春を待つ若芽に、たくましい自然の力を感じることができます。






季節の移ろいとともに、たしかに息づく自然の姿。
2月前半の季節の生菓子は、寒さの中からゆっくりと訪れる春を感じさせてくれます。
菓銘や意匠から春の情景を彷彿しながら、季節の生菓子をお楽しみください。
かすかな春の足音が聞こえてくるかもしれません。



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『寒紅梅』
   製 白小倉餡入   *小麦を含む
   初出年:明和7年(1770) 『御好寒紅梅』として
   価格:420円(税込)
   販売期間:2013年2月1日(金)~15日(金)
   販売店:赤坂本店・TORAYA TOKYO・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店・帝国ホテル店
               新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C・アトレ目黒1・横浜そごう・御殿場店
               京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店・ジェイアール京都伊勢丹
『雪の下萌』
   きんとん製 御膳餡入
   初出年:文政7年(1824)
   価格:420円(税込)
   販売期間:2013年2月1日(金)~15日(金)
   販売店:赤坂本店・TORAYA TOKYO・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店・帝国ホテル店
               新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C・アトレ目黒1・横浜そごう・御殿場店
               京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店・ジェイアール京都伊勢丹    
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