Thursday, November 22, 2012

『万千巻』

「千」「万」は、長寿や祝賀を祝う折によく使われます。
今日ご紹介する『万千巻(まんせんまき)』の「万千」は、この両者を組み合わせた言葉で、数の多さや
永久に物事の続くことを意味しています。

 

『万千巻』の意匠をご覧ください。
初出は天保11年(1840)。
当時の人たちは、華やかな色づかいや幾重にも渦をなす意匠に、慶びや幸いが末永く続くように
願いを込めたのではないでしょうか。

 
大正時代に描かれた菓子絵図帳(左の画像)をご覧ください。

数物御菓子見本帳(大正7年)の参頁には、『万千巻』とともに、寛政12年(1800)初出の『巻水(まきみず)』と、天保2年(1831)初出の『千代の菊(ちよのきく)』が描かれています。

池や湖のほとりに広がる水紋を思わせる
『巻水』、菊にあやかり末永く幸福が続く
ようにとの願いが込められた『千代の菊』。

同じような姿かたちをした羊羹製の「巻きもの」でも、その意匠と菓銘から受ける印象が違うのではないでしょうか。

既に気付きかと思いますが、『万千巻』は左巻き、他の菓子は右巻きです。
その理由はわかりませんが、とらやの「巻きもの」には右巻きが多いようです。



季節の生菓子は、毎月2回・半月ごとに種類が替わります。
11月後半は、『万千巻』を含めた6種類をおつくりしています。
詳しくは とらやホームページ をご覧ください。
 
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『万千巻』
   ※小麦を含む
   販売期間:2012年11月16日(金)~11月30日(金)
   価格:420円(税込)
   販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店・帝国ホテル店
                 新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C・アトレ目黒1・横浜そごう
                 京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店・ジェイアール京都伊勢丹
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