Monday, November 14, 2011

第79回 洛趣会














11月3日(木)・4日(金)、京都仏光寺で第79回「洛趣会(らくしゅかい)」が開催されました。
「売り申さず、お賞(ほ)め下され」の考えのもと、京都の老舗30店がお得意様をご招待して
商品をご覧いただく展示会が「洛趣会展」です。
販売は一切しないこともあり、各店それぞれに趣向を凝らした展示がされており、
歴史や美意識が詰まった魅力的な展示に目を奪われます。


1つの業種に1店の決まりがあり、とらやは「京菓子」部門での参加です。








とらやの今年のテーマは「菊」。
大正時代に描かれた菓子見本帳の絵図をバックに、
菊の意匠の菓子をご覧いただきました。








入場の際には茶席券と食事券が手渡され、お客様は尾張屋様の一口サイズの蕎麦を
お召し上がりになったり、表千家様と裏千家様が1日ずつ点てられる一保堂様の抹茶を飲まれ、
とらやの菓子をお楽しみいただきながら、ゆっくりと展示をご覧になられています。



ここからは、他業種の皆さまの素敵な展示をご紹介します。



風呂敷・袱紗の宮井様です。
きれいな彩りと、染めが心に残る
展示でした。

直営店のトラグッズの風呂敷や、
京都一条で販売中の「はんかち風呂敷」
は宮井様にお作りいただいています。




写真は、店主の宮井社長です。
各店店主は、紋付姿で会場に立つのが習わしです。








京友禅 岡重(おかじゅう)様の展示です。
繊細な手描きの技に感銘を受けました。

岡重様は、虎屋京都ギャラリーで
10月25日(火)から11月27日(日)まで
開催中の「羽裏(はうら)展」にご協力
いただいています。






各店の展示コーナーにある天狗を拡大してみました。
「売り申さず、お賞(ほ)め下され」の趣旨には、いま無理して売るのではなく、本当に良いものはお客様が覚えていてくださり、必要な時に思い出して買ってくださるとの思いが感じられます。
シンボルマークの天狗のお面には、「老舗の店主はプライドが高く、見てください、良いでしょう、どうですか!と天狗になっている」との洒落っ気が込められているといわれる一方で、「天狗になっていませんよ、そんな風ではいけない」との戒めであるとの捉え方あります。


「洛趣会」は、昭和3年(1928)の開始から今年で79回を数える歴史ある展示会です。
毎年、文化の日とその翌日に京都の有名なお寺を会場に開催しています。
今年は終わってしまいましたが、これからも毎年同じ日に開催されます。
各店からの招待状をお持ちでしたら、ぜひ会場へお運びください。


E-MAIL:blog@toraya-group.co.jp|http://www.toraya-group.co.jp/
ページの先頭
Copyright © 2000. TORAYA CONFECTIONERY CO., LTD. All Rights Reserved.