Thursday, October 20, 2011

「和菓子を作る-職人の世界-」展|限定菓子のご案内

9月28日より開催中の「和菓子を作る-職人の世界-」展については、以前ブログでご案内いたしましたが、今日は展示にあわせた限定菓子をご紹介いたします。


『玉柏(たまがしわ)』

鮮やかなピンクが目を惹く可愛らしい姿かたちや菓銘から、何を表現した菓子なのか想像することは難しいのではないでしょうか。
『玉柏』は、水中などにある堅い岩「玉堅磐(たまがしわ」に由来すると考えられる、元禄13年(1700)の「諸方御用留帳」に菓銘が残る歴史ある菓子です。





白餡を緑色の羊羹製で包み山形にします。
次に、この羊羹製の三方に三角ベラで筋をつけ、指でくぼみを入れてます。
そして最後に、漉し網を使いそぼろ状にした紅餡を、このくぼみに置き完成です。


藻を茂らせた水中の岩を思わせる意匠(姿かたち)は、手で形を作るため職人の個性が表れやすく、できあがりの大きさや形状にばらつきがでないよう、特に気を配り製造しています。

『玉柏』は、20年以上店頭販売をしていない菓子です。
この機会にぜひお召しあがりください。




『千里の風』

虎は1日に千里往って千里還ると言われる、勇猛かつ霊妙な動物として知られています。
この勇猛果敢に風を切って走る虎の躍動感と、黄と黒の虎斑模様を意匠化した特製羊羹が『千里の風』です。
通常は、赤坂本店で竹皮包サイズの特製羊羹として販売していますが、展示にあわせ一切れずつ切売りを行ないます。


とらやでは、手作業で製造される羊羹の中で、最も技術が必要とされるものの一つが『千里の風』と言われています。
その作り方は、2人の職人がジョウゴだけを使い、黄と黒の羊羹の流すタイミングとその位置や量だけで、虎斑模様を描いていきます。

職人の技を感じていただける『玉柏』と『千里の風』。
「和菓子を作る-職人の世界-」展をご覧いただいた後は、ぜひ赤坂本店へお立ち寄りください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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第74回虎屋文庫資料展「和菓子を作る-職人の世界-」展
    2011年9月28日(水)~11月6日(日)
    10:00~17:30
    入場無料・会期中無休
    東京都港区赤坂4-9-22 虎屋ギャラリー(虎屋ビル2階)
限定菓子
    『玉柏』:1個420円(本体価格400円)
    『千里の風』:1切389円(本体価格370円)
    販売店:赤坂本店
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